どーも、ジャージねこです。
U18ベースボールワールドカップ
スーパーラウンドの韓国戦で
先発した佐々木朗希くん。
初めてのマウンドに向かう
「令和の怪物」の顔は
冴えませんでした。
163km右腕の衝撃が、初めて
大きな舞台でベールを脱ぐとあって、
国内外のスカウト陣も注目して
見つめている中、登場しました。
仲間の期待も一身に背負って、
登場した18歳の佐々木くんは、
登板直前、
どんな様子だったのか、
どんな心理状況で
あの19球を投げたのか、
想像してみたいと思います。
1イニング19球で降板
佐々木くんに何があったのか?
もう周知の事実ですが、
右手中指のマメが悪化して、
試合中につぶれたのです。
マウンド上でも、
マメのできていた右手中指を
時々気にする様子を見せていました。
153kmをマークするものの、
本来のスピードは出ず、
制球も定まらない。
ボール先行で
四球も出してしまいました。
マメがある中指で
ボールをはさんでいます。
白いズボンには血の点が。
キャッチャーの水上くんが
ボールに付ついた血に気づき、
ベンチにサインを送ったそうです。
永田監督がマウンドに
駆け付けた時の様子。
「あと一人だけいかせてほしい」
そして、
最後のバッターを三振に抑えると、
それを最後に、19球でマウンドを
降りることになりました。
前日、佐々木くんは永田監督に
「絶対にいけます」
と答えたそうです。
永田監督は、
「本人からの申告はなかった」
と言うけれど、ずっと側にいて
一緒に調整を続けてきたコーチ陣は
絶対に、異変に気付いていたはず。
試合前の佐々木くんと
ピッチングコーチ。
右手中指のマメの様子を
気にしています。
これから向かうマウンドを
見つめながら、マメの状況について
話し合う2人。
やっぱり覇気があるようには見えない。
降板後のベンチでも
ぴったり寄り添う佐々木くんと
ピッチングコーチ。
なぜ投げさせたのだろう。
言えないこともある
と、永田監督がマスコミを
シャットアウトしていたのが
気になりました。
前日に奥川くんが7回18奪三振の躍動
前日のカナダ戦で
奥川くんが、7回18奪三振を奪い、
投球制限104球ぎりぎりの103球で
ぴしゃりと相手を仕留めました。
奥川くんの投球は、世界でも注目され、
スカウト陣も絶賛。
ライバルは、この大舞台で
さらに評価を上げたと言えます。
奥川くんの活躍を目のあたりにして、
「自分も」という気持ちが
わかないはずありません。
でも、
このときの佐々木くん
にとって、その思いは、
プレッシャーでしかなかった
のではないでしょうか。
佐々木くん 韓国戦19球の心理状況
佐々木くんは、
試合前から、目に力がなく、
どこかうつろな表情に見えました。
緊張しているようだ、
と解説者にも指摘されていましたね。
そして、投げて早々、
異様に汗をかいていた佐々木くん。
画面越しに落ちる汗が確認できます。
おさらく、
ものすごく、緊張していた
のだと想像します。
やはり、マメの悪化により、
思い通りに投げられない
という不安が一番大きかったのでは?
「令和の怪物」
「163kmの右腕」
という、周囲の異様な期待。
反して、自分の経験が追い付いていない。
経験がなくても結果を残す選手は
たくさんいるけど、彼のの場合は、
注目度と重圧が大きすぎた。
佐々木くんは、
甲子園の大舞台を
一度も経験していません。
2019年、最後の夏は、
故障を避けるため、
地方大会の決勝戦で投げられず、
甲子園を逃しました。
チームスタッフの一人は
「4月の代表合宿の段階で、
佐々木が奥川らプロ志望の選手たちに
コンプレックスを抱いていたのは確か」
東スポwebより
炎天下で体力が消耗する中、
満員の大観衆をバックに
大音量のジョックロックを背負い、
それでものまれることなく、
延長14回のタイブレークで
勝利をもぎとった奥川くんと
経験値で差が出て当たり前です。
プレッシャーがかかった
大舞台での経験が圧倒的に足らない。
経験に裏打ちされた自信がないから、
世界戦の大一番で
気持ちを強く持てなかったのでは?
本人にも自覚があることでしょう。
チームスタッフの一人は
「甲子園にも出場できず、
力試しのつもりで臨んだ今大会も
この結果では、自信を喪失しても
おかしくない」と危惧する。
東スポwebより
焦り
情けなさ
悔しさ
申し訳なさ
高校生最後のマウンドは
苦い思い出になりました。
でも、ひとつ経験を積めて
よかったですね。
期待外れ
ドラフト指名に待った
奥川恭伸の方が上
色々言う人は出てきますが、
佐々木くんには、
つぶれないでほしいです。
プロに入ったら、
即戦力になれなくても
しっかり体を作って、
プロの世界で経験を積んで、
勝負強くなっていくしかない。
自分の実力で、これからの栄光を
つかみとってほしいと思います。
誰もかなわない
ポテンシャルがあるのだから。
マメに負けるな!
「うまく付き合っていけば問題ないよ」
マメの対処法なんていっぱいある。指先は柔らかくなりやすいから常にボールを触っておくだけでも全然違うしね。自分もそうだったけど、できやすい人もいっぱいいる。上手に付き合っていけば問題ないよ。#佐々木朗希#U18W杯 https://t.co/Y9GOPDE8zT
— 馬原孝浩 (@TakahiroMahara) 2019年9月6日
まとめ
いかがでしたか?
佐々木くん、3年生の夏は、
不完全燃焼だったけど、
これからの活躍で、
過去を帳消しにしてほしいですね。
ジャージねこは、今後も
佐々木朗希くんを応援します。
お読みいただき、
ありがとうございます。
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