どーも、ジャージねこです。
いや~、星稜が強い!
ついに、決勝まできましたね。
ジャージねこは、
甲子園に出場する地元石川県の
星稜高校をずっと応援してきましたが、
いまだかつて
こんなに強い星稜高校を
見たことがありません。
なんといっても、
奥川くんの圧巻のピッチングと、
あの笑顔が、チームに流れとムードを
引き寄せたように思えてなりません。
星稜高校野球の過去を振り返ると、
記憶に残るドラマが数々あります。
「星稜は負けてドラマを作る」
そう言われ続けた星稜高校の過去を
一人の偉大な投手が変えようとしてます。
今回は、その内容について、
まとめてみました。
Contents
星稜の甲子園初優勝は確定!?
石川県の星稜高校は、
野球の名門校で、これまで何度も
甲子園に出場してきました。
元大リーグの松井秀喜を排出した、
誰もが知ってる有名校です。
それでも、春夏合わせて、
甲子園の優勝はまだ1度もないのです。
最高実績は、1995年夏の準優勝。
松井秀喜がいた頃でも、
最高ベスト4でした。
今年はいける!と思っても、
よくてベスト4止まりな結果に、
地元県民はヤキモキしてきました。
その星稜が、奥川恭伸という
絶対的エースを中心に、
投打がかみ合い、
かなりの高確率で、
甲子園の初優勝を
つかもうとしています。
あと1つ!
あと1つ勝ってくれ!
と願わずにはいられません。
覚醒したのは、やはり、
3回戦の智弁和歌山戦。
タイブレークの激闘を制して
勝ちをつかんでから、
ノリにのった気がします。
強豪チーム、強豪打線が
星稜相手に、ことごく沈黙。
対照的に、勝ち上がるほど、
つながる星稜打線。
星稜ってこんなに打つチームだったっけ?
選手たちは、甲子園で1戦1戦、
成長しているように感じます。
星稜は、地方予選の時、
ずっと打撃が不振で心配していました。
それが、地方予選の時とは、
全く別チームのよう。
チームが勢いにのっています。
一変しましたね。
これが、高校野球のおもしろさ。
勝利の風が吹いています!
星稜高校の過去の因縁とは?
「星稜は負けてドラマを作る」
星稜は、過去にさかのぼると、
惜しいところまでいくも、
ことごとく負けてきました。
負けずにドラマを作ってくれよ、
と何度思ったことか。
記憶に残る甲子園の負け試合
■延長18回、激闘の末の不運
1979年の夏、3回戦の箕島戦。
1点リードの延長16回、2死走者なし。
箕島の森川がファールフライを打ち上げ、
試合終了と思われたが、
一塁手がまさかの落球。
誰もが勝利を確信した直後に、
ホームランを打たれ、
同点に追いつかれました。
結局、延長18回にサヨナラ負け。
星稜の堅田が208球、
箕島の石井が257球、
という死闘でした。
■松井の5打席連続敬遠
1992年の夏、2回戦の明徳義塾戦。
怪物スラッガーとして注目されていた
ゴジラ松井秀喜は、相手の馬淵監督の
指示で5打席全て敬遠され、
2対3で敗れました。
5回、1死一塁という、
普通ならありえない状況の敬遠に、
球場は騒然。
最後の四球のとき、
観客席からメガホンが投げ込まれ、
帰れコールの大ブーイングが起こりました。
松井は一度もバットを振ることなく、
甲子園を去りました。
■北陸勢の初優勝を逃した準優勝
1995年の夏、決勝の帝京戦。
左腕のエース山本省吾を中心に、
その年の春、ベスト8に進出。
手応えをつかみ、
期待されて臨んだ夏でした。
山本の力投で1回戦、2回戦を
順調に勝ち進み、
準々決勝、金足農で6-3、
準決勝、智辯学園で3-1
北陸勢、悲願の初優勝を
かけた決勝戦で、1回表に
1点を先制しましたが、
追加点が奪えず、結局、1-3で敗退し、
優勝を逃しました。
エースの山本は、肉離れを起こし、
最後は満身創痍でした。
■タイブレーク死闘の逆転負け
2018年の夏、2回戦の済美戦。
7-1とリードの8回に、
8失点で逆転され、
9回に2点を奪い返して、
延長戦に突入。
この大会から導入された
タイブレークで、延長13回、
2点をリードして迎えた守り。
星稜の寺沢が
逆転サヨナラ満塁本塁打を浴び、
11-13の死闘の末に、敗れました。
星稜に吹き始めた風
ここにきて、星稜にとって、
プラスとなることが重なっています!
因縁の8/16が台風で順延
8月17日。
ベスト8をかけた智弁和歌山戦。
前日の8/16に予定されていた、
3回戦は、台風のために、
翌日の8/17に順延されました。
8/16は、前述した79年の箕島戦で、
延長18回の激闘の末、サヨナラ負けした日。
そして、
松井秀喜が明徳義塾から
5打席連続敬遠されて敗北した日です。
智弁和歌山戦を実況解説していた
星稜高校の山下智茂名誉監督が、
「16日じゃなくてよかった。
16日は縁起が悪い。
雨に助けられた。」
とつぶやいたそうです。
165球の翌日に登板なし
延長14回、タイブレークまでもつれた
智弁戦で、奥川くんは165球を投げました。
もし、
翌日の仙台育英戦で先発した
荻原くんが、早い段階で打たれていたら
17得点という大量点を奪っていなかったら、
奥川くんは、疲労押して、
途中登板せざるを得なかったでしょう。
準決勝、決勝を考えると、
ここで休養できたのは大きすぎました。
中2日で準決勝登板へ。
決勝前に設けられた休養日
今大会から、決勝戦前に、
休養日が作られました。
酷暑の中で戦う、選手の疲労を
考慮してのことです。
これが、奥川くんを
連投から救うことになります。
ここまできたら、
前日までにどれだけ投げていようが、
決勝戦は奥川くんで確定です。
1日休養があれば、
準決勝の中京学院大中京で
先発しても、決勝前には丸1日、
体を休めることができます。
これで、奥川くんは、
体を回復させて決勝に臨めます。
まとめ
いかがでしたか?
ついに、星稜が優勝するのか?
あのクリーム色のユニフォームが、
マウンドの奥川くんにかけよって、
抱き合う最後を見てみたい!
8/21の決勝戦、優勝して、
最後の夏をしめくくれますように。
お読みいただき、
ありがとうございました。
よろしければ、こちらも。
コメントを残す