どーも、ジャージねこです。
奥川くんの投球フォームって
美しいですよね。
ムダがないというか。
投げる直前に、
ミットをポンっとたたくしぐさも
すごく好きです。
これ、ファンの方なら
映像で思い浮かびますよね。^^
彼が一番評価されているポイントは、
制球力の良さです。
というわけで、今回は、
奥川くんの美しい投球フォームと
コントロールがいい理由について
まとめてみました。
Contents
奥川くんの投球フォームが美しい!
ずーっと見ていられる、
奥川くんの投球シーン。
テンポがいいし、
やっぱり「ミットぽん」が
好物すぎる~。^^
スタイルが良くて、
フォームもキレイで
惚れ惚れする。
後ろ姿を見るとスタイルいいなぁと思う。特に膝裏から太ももにかけて。#奥川 pic.twitter.com/JZkTbhP5T7
— ジャージねこ (@meGQVumvg4SR0Tg) 2019年10月7日
似てるかな?^^
マー君と奥川くんが重なる… pic.twitter.com/bEc2najx87
— 史 門 (@SHIMO60194821) 2019年10月1日
テンポの良さとコントロールで
バッターを追い詰める奥川くん。
「奥川のすごさは、バッターの反応や顔色を見ながら投げる、ピッチャーとしての感性。昔だったら、桑田真澄とか。打席に入った時に、すべて見透かされているような…そうなるとバッターは混乱する。奥川はそういう雰囲気を持っているピッチャー」byスカウト#奥川 pic.twitter.com/1fiCGWlRTQ
— ジャージねこ (@meGQVumvg4SR0Tg) 2019年12月1日
奥川くんがコントロールがいい理由とは?
奥川くんのピッチングの特徴として、
ストライク先行
四球が少ない
球数が少ない
ということが挙げられます。
これ、まさに、
コントロールの良さがなせる業
ですよね。
奥川くんがコントロールが良い理由は、
投球フォームに秘密があるようです。
コンパクトな投球幅
元中日ドラゴンズの、
山本昌さんがこう分析しています。
「何がすばらしいかと言うと、コントロールのつきやすい投げ方をしていること。体がホーム方向へ真っすぐに移動できて、広い幅を使わずに腕を振れるので、自然とストライクゾーンに行く投げ方になっています。
スライダー、フォークなどの変化球もいいし、ピッチングセンスもある。プロでも早い段階で通用するでしょう。それでいて伸びしろも十分にあるので、体も強くなるはず。」
引用:SPORTSBULLより
自身も50歳まで現役投手だった
「生ける伝説」山本さんの言葉には
説得力がありますね。
これを、スポーツ番組で
解説している映像があります。
それがこちら。
↓↓↓↓↓
山本昌 pic.twitter.com/t8sfw4tWgS
— ジャージねこ (@meGQVumvg4SR0Tg) 2019年9月8日
音声が小さくてすいません。。
要は、
ベースの幅の中で収まる
フォームをしていることが、
コントロールの良さを生む
なるほど!
フォームがコンパクトだから
コントロールが定まりやすいんですね。
この番組、
奥川くん本人も見ていたそうです。^^
下半身の使い方がすばらしい
野球解説者の川口和久さんが、
奥川くんの投球フォームを
解説している記事を見つけました。
「素晴らしいフォームですね。シンプルに見えますが、下半身の使い方の中に150キロを生み出す秘密があります。
まず、セットの構えですっと真っすぐ立っていますが、ヒザが少し緩み、重心が下に落ち、余分な力がまったく入っていません。 そこから、左足を腰よりヒザが高くなるまで上げて軸足に力をため、つま先をやや外野側に向けながら、ゆったりと左足を垂直に下ろしていきます。
このとき一度両ヒザがくっ付きそうになっているように見えますが、これは少しずつ体が前に行きながらも、お尻と足の外側のヒザにかけての部分でしっかり壁を作っているからです。
上体にはまだ力が入っておらず、お尻が少し回ったような形ながら、肩のラインは打者方向に向いています。グラブが下がり握りを隠すようにしている、このあたりは私の先輩で200勝投手の北別府学さん(元広島)に似ていると思います。
ここから体重移動をしていく中で、ヒザを外野方向に向けたまま、左足のかかとを跳ね上げるような動きが最大の特徴です。これで軸足にためた力を逃がさず、間をつくっている。左腕もうまく使い、体はまったく開いていません。
ステップした足を着け、ヒザを切り返し、開かないように我慢していた腰を一気に回しています。この切り返しの速さも、150キロを投げるための大切なポイントです。
腕は遅れて出ていき、胸を張って右足、背中、右腕で逆Cの字をつくり、背筋の力で一気に腕を振ります。 このとき左ヒザはゆるんだところから、体が前に行かないように伸ばして止め、腕を加速させます。
リリースの後、体が真っすぐ伸び上がっていきます。これは軸足とステップした後の足のパワーバランスが取れ、力が左右に逃げていないからでもあります。完成度の高い素晴らしいフォームだと思います。」
引用:週刊ベースボールONLINEより
つまり、
体に余分な力が入っていない状態で、
軸足のおしりから膝にかけて
しっかり固定する。
そして、
貯めた力を逃さないようにして、
一気に腰を回し、背筋の力で
腕を振り切る。
これが、あの球威を生むわけですね。
こんなの、
やれって言われてもできんわ!
↑
誰もやれって言わない。(笑)
腕の振りがコンパクトで、
下半身の回転力が強さの秘訣
であるなら、
疲労や不調で、
下半身をうまく回せなくなると、
上半身や腕に力が入ってバランスが崩れ、
コントロールにも影響が出てきそうです。
これが、夏の甲子園の決勝なのかな。
腰の位置が高い
それって、
足が長いってことやん!
と思わず、つっ込む。笑
ともかく、腰高なピンチングが
角度を生むそうです。
投手出身のスカウトの分析。
「ストレートと同じ軌道からスライダーが来る。しかも、その精度がこの時期としてはすばらしい。高校生じゃ打てないですよ。
腰の位置の高いピッチングフォームは日本人には珍しいけど、あれは奥川独特のもの。むしろ、あのフォームが彼の長所である角度を生んでいる。今はストレートのゾーンが少し高いけど、プロで体をつくりながら投げ込めばゾーンは下げられる。問題ないと思います。」
引用:web sportivaより
こちらは別のスカウト談。
「鍛えれば鍛えるほど(球が)速くなる……そういうタイプじゃない。コントロールや変化球の精度を含めた”総合力”で勝負するピッチャーじゃないかな。実際のスピードより、ストレートの質を高めていってほしいですね。いずれにしても、先発完投型の逸材。球界では絶滅危惧種になりつつある 200勝投手も夢じゃないと思います」
引用:web sportivaより
ストレートとスライダーが
同じ軌道からきて、球の握りを
隠すようなフォームだから、
高校生のバッターは、
三振しちゃうよね。
奥川くんは、
パワーを兼ね備えたテクニシャン
だから価値が高い
のだそうです!
原点はバドミントン
奥川くんのお母さんが
元バトミントン選手だった
ということは有名ですね。
その影響で、奥川くんは小1の頃から、
ラケットに慣れ親しんでいたそうです。
「小さい頃にバドミントンで
腕を振る感覚を身につける
ことができた。
腕の使い方はピッチングに
生きている。」
お母さん、good job!ですね。
そういえば、
お父さんが野球経験者
お母さんがバドミントン経験者
という両親を持っている点、
大谷翔平選手と同じだ!!
奥川くんのフォームはプロで修正が必要か?
上半身を有効に使えていない
という理由で、
ピッチングフォームを不安視する
声もあるようです。
さっそく大御所さまが。
東尾修さん
「試合ではセットポジションでいいが、練習のうちは、ワインドアップかノーワインドアップでもっと大きく体を使って、上半身と下半身のバランスを探ることも大事。「完成」するのはもっともっと先でいい。」
引用:週刊朝日2019年8月30日号より
彼は、
「左ひざ」が奥川くんの欠点だ
と指摘しています。
あれ?
左ひざの動きって、
長所じゃなかったの?
混乱するやん。
コーチや二軍監督として
多くのピッチャーを見てきた、
八重樫幸雄さんがいいこと言うた。
八重樫「奥川のフォームはいじるな。1軍、2軍のコーチ、頼むぞ。OBや評論家にも気を付けろ。」https://t.co/uIrHcNj79B
— ジャージねこ (@meGQVumvg4SR0Tg) 2019年11月24日
「受け流せ。特に、OBや評論家には気を付けろ。」
(笑)
上半身と下半身のバランスって
絶妙だと思うので、
しっかりとした指導者について
無責任な外野の声は
シャットアウトしてほしい。
プロに入ってから投球フォームを
修正したことから
不振に陥ったり、肘を壊してしまう
ケースもあるようです。
最近でいうと、
阪神の藤浪晋太郎投手が
フォームをいじりすぎてしまって
不振に陥り、イップスにまで
なってしまいました。
しかるべき修正ならいいのですが、
色々、こねくり回して考えすぎて
バランスを崩してしまう
のだけは避けてほしいです。
まずは、全く修正なしで、
今の状態のまま、
奥川くんがどこまで通用するのか
見て見たいです!
まとめ
いかがでしたか?
プロの世界は甘くない。
高校生と同じようにはいかないでしょう。
コントロールがいい奥川くんでも、
プロ選手と対峙すれば、
思うようにストライクが
入らなかったり、
バッタバッタ打たれるシーンも
出てくると予想されます。
自分のストロングポイントと
ウィークポイントを客観的に
捉えることができるピッチャーだし、
原因を分析する頭脳と
修正する身体的能力があると
信じています。
やっぱり最大の敵は、ケガ。
しっかり身体の土台作りを
してほしいですね!
お読みいただき、
ありがとうございます。
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